2021年度 活動報告(プログラム委員会)

【夢を生きる:女性のための教育・訓練賞】

女性に手を差し伸べ資金を提供することによって女性たちの教育支援、能力向上、生活向上を助け「夢を生きる力」を支援しています。今年度は扶養家族を持って経済的援助を必要としている看護師を目指している女性2名にクラブ賞を贈呈、そのうち1名は「日本南リジョン『夢を生きる未来へつなぐ賞』」に入賞し、チャリティー講演会の舞台上で贈呈式をする事もできました。

【夢を拓く:女子高校生のためのキャリアサポート】

女子中高生が将来の職業と生活を成功させるために必要としている情報を提供し、成功へと導くための活動です。
今年はコロナ禍で活動が難しい状況でしたが、南リジョンのユースフォーラムオンラインSDGsのセミナーは参加者の4名の女子学生にとって大きな刺激になったようです。

大きなゴール加速プロジェクト

2031年までに50万人の女性と女児が、本来持っている能力を発揮し、自分の夢を生きられるよう支援するSIAのプロジェクトです。今年度は女子高校生1名、児童養護施設の女児2名への支援をSIAへ報告できました。

●SI長崎 「大きなゴール加速プロジェクト」につながる児童養護施設への支援

長崎クラブは来期50周年を迎えるが、発足当初から、児童養護施設への支援を続けている。なかでも明星園には支援金での援助に加え、水族館、みかん狩り、昼食会、温泉プール、日帰り旅行への招待など実際に子供たちと触れ合ったり、ソロプチミスト文庫図書の贈呈など時代とともに様々な形で支援を続けてきた。
近年は支援金をクリスマス会でお渡し活用していただいていたが、児童養護施設でのあり方も変わり、より家族的な触れ合いを重視する中、SIAの「大きなゴール加速プロジェクト」がヒントとなり、一人一人の女児に焦点を当てての支援を思いついた。
今回は、歴史に興味津々の中学校の女の子に歴史の辞書を、高校生になったばかりの女の子には学習に役に立つようにと電子辞書を差し上げた。大変喜んでいただき、写真やお礼状をいただいた。私たちの支援が、こうした目に見える形で女児へ喜びをもたらした事は私共にとっても大きな喜びとなった。SIAの「大きなゴール加速プロジェクト」へ も報告ができ、これからの支援の方向性も鮮明になった。

【Take One Step 進学応援プロジェクト】

経済的な理由から大学受験時に、進路が狭められている高校生が増加している今、志を持ちながらも進学を諦めざるを得ないような女子高校3年生1名に支援をしました。

*クラブ独自の支援

【Best for women 奨学金制度】

ソロプチミストの理念「女性と女児の生活向上のために」次代を担う女性の育成、支援として、経済的に困難な状況でありながら、就学して資格を得ようとしている女性に奨学金を支給するもので、今期は2名へ支援出来ました。

【デートDV防止授業】 

NPO法人「DV防止ながさき」活動支援(代表 中田慶子 氏)
支援金は市内の高校で開催されるデートDV防止授業に活用されています。

【翼の会 DV被害者自立支援】 

「長崎こども・女性・障害者支援センター」を通して、県の女性シェルターに入所したDV被害者を支援しています。

【純心女子高校 ミゼリコルディア部】

純心女子高校のクラブ活動ミゼリコルディア部の奉仕活動を支援しています。

【わたぼうしコンサート】

心身障害者の応募詩に曲をつけた作品のコンサート。作品中SI長崎会長賞を選び盾の授与を行います。今年はオンラインで開催されました。

【児童養護施設 明星園】

親の養育を得られない子供の保護養育施設の女児へ進学のための物品を援助しました。

感謝状をいただきました

【声の奉仕会 マリア文庫】 

目の不自由な人へ新聞や本などのCD作成への支援金を贈呈しました。

【みどり棟作業奉仕】

国立病院機構長崎医療センター重度心身障害患者病棟M1の縫製作業をしていますが、今年度はコロナ感染拡大のため活動がままなりませんでした。

委員長 古賀野 治江子